野村 淳

長良高校野球部33期OB

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Posted on September 20, 2019

来たれ 「長球会カンファレンス2020!」

野村 淳 (長良高校野球部33期OB)
現:岐阜総合学園野球部監督 
「長良高校は甲子園に行く」

 「長球会カンファレンス2020」が長良高校の単なる同窓会ではない意義は、まさにここにあることを今なお現場に関わる人間として強く感じています。

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 ご存知の通り、この長良高校野球部は数多くの指導者を県高校野球界に輩出してきました。その誰もが夢見る「母校の野球部で指揮を執る」という幸運に恵まれたことは、生涯忘れることのない思い出であり、当時お世話になりました皆様に改めて感謝を申し上げる次第です。卒業後24年ぶりに訪れた母校は、その街並みも校舎、プールも学生当時とは一変していましたが、校舎から仰ぎ見る金華山と清流長良川、そして今なら「熱中症」として倒れた私に涼しい木陰を提供してくれた欅の木々…これらの悠々然たる姿に、高校時代には感じることのなかった感動を覚えました。

 母校での在籍は7年間、監督在任は3年間でした。この時間は、「チーム作りは人づくり」を念頭に、どんな立場であろうと「長良高校が甲子園に出て、校歌を斉唱する」意義とその方策とを求め続けた試行錯誤の繰り返しでした。残念ながら納得のゆく結果を残すことはできませんでした。

「勝つことは難しい」
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 30年以上指導者として高校野球に携わる者としての偽らざる実感です。しかし、この長良高校にはいつどんな時代になっても「長良で甲子園に行きたい」という中学生が集う文化、風土があります。これは70年に及ぶ長い歳月によって醸成されてきたもので、他校には類を見ない稀有な伝統といえます。チャンスは必ず来ます。いやすぐ目の前にあることに気付いていないのかもしれません。「千載一遇」の「千」を百、いや十に近づけていく努力と支援こそがこの長球会の存在意義であると思います。

 監督在任期に、この新生「長球会」が再編され、岐阜県OB野球大会への参加が始まり、創部60周年の記念事業も開催されました。組織の改編、様々な事業イベントの企画推進、また「日本一のホームページ」制作の核となったのは、期を越えた縦の繋がりと各期ごとの強固な横の繋がりでした。当時関わった教え子たちは、時に同期で集い、時に私を草野球に招き、OB野球大会にも積極的に参加してくれているようです。彼らは、私にとって「あの時」を共にした生き証人でもあり、誇らしい後輩たちでもあります。

「プロ野球は勝ってまとまる。アマチュア野球はまとまって勝つ。」
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 これはプロ野球の誘いを断り続け「ミスターアマチュア野球」と呼ばれた名投手の言葉です。わたしたちはかつて選手としてマネージャーとして「長良高校は甲子園に行く」と信じて、日々汗を流した熱い思いで結ばれています。70年に及ぶ長い長い縦糸と、限られた濃密な時間を共有した横糸の広がり、この両者が織りなす果てに深紅の大優勝旗が待っています。このカンファレンスが、それぞれの人生航路を歩んでこられた皆様の原点「母港長良高校野球部」時代にタイムスリップし、旧交をを温め、近況を語り合い、また新たな出会いの場となることを祈念してやみません。そして我々の結束力(まとまり)で「甲子園で勝つ長良高校野球部」を支え、後押ししていきましょう。

来たれ「長球会カンファレンス2020!」


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Profile

野村 淳
(のむら あつし)

長良高校野球部33期OB

監督在任期:59期60期61期

現:岐阜総合学園野球部監督(2019年12月現在)